HIV/AIDS(エイズ)はみんなに関係があります。
- 2018年4月から2019年3月末までに、東京都で422人の人がHIVに感染していることがわかりました。この数は日本全国のHIVに感染した人の数のおよそ1/3です。
- 東京都で新しくHIVに感染していることがわかった人の81.0%が日本国籍の男性でした。74.4%の人が男性と男性の性行為でHIVに感染しました。
|
|
HIVは何歳でも感染します(体に入ります)。
- 東京で新しくHIVに感染している人は20歳から39歳が多いです。
- 東京で新しくAIDS(エイズ)になっている人は30歳から49歳が多いです。
- 20歳から29歳でAIDS(エイズ)になった人もいます。
※HIVに感染する・・・HIVが体に入ります。
※AIDS(エイズ)になる・・・HIVが体に入ります。HIVのせいで体の免疫力(病気から体を守る力)が下がります。免疫力が下がって、色々な病気になった状態です。
2018年に梅毒だとわかった人の数は今までで2番目に多かったです。
|
- 2018年に新しく梅毒になった人の数は今までで2番目に多かったです。男性も女性も20歳から49歳で梅毒が増えています。
- 2018年に東京都で1775人の人が新しく梅毒だとわかりました。2017年より17人減りました。しかし、今までで2番目に多かったです。
- 男性と男性の性行為(sexual activity)で病気になった人が多かったです。しかし、男性と女性の性行為で病気になった人がとても増えています。2018年は女性の数(男性と女性の性行為で梅毒になった女性)が男性の数(男性と男性の性行為で梅毒になった男性)より多かったです。
梅毒になった男性は、20歳から49歳が多いです。
梅毒になった女性は、20歳から29歳でとても増えています。
梅毒にならないために、パートナー(partner)と病気になっていないか確かめてほしいです。
パートナー(partner)と一緒に検査に行ってください。
検査は保健所、検査・相談室ですることができます。(HIVの検査もすることができます)
|
梅毒について
- オーラルセックス(Oral sex)やキスでも梅毒になります。
- 梅毒の症状(例えば、皮膚が赤くなったり、かたくなったりします)が出ても痛くないことがあります。症状がないこともあります。
- 免疫(体を病気から守るもの)ができません。だから、治ったあとも、また梅毒になることがあります。
- コンドームをつけていないところからも梅毒になることがあります。
予防(病気にならないように気をつける)することができます。
HIVに感染(体に入ること)しないように、コンドームを正しく使ってください。
(コンドームを正しく使うために、ここをみてください。)
検査(感染しているかどうか調べます)がとても大切です。
HIVに感染した(体に入った)あと、病院に行かないとAIDS(エイズ)になります。
HIVに感染したあとは、数年~数十年は、症状がほとんどありません。
だから、HIVの検査をしてください。検査をしたら、HIVが体にあるかどうかがわかります。
早く見つけることがとても大切です。早く病院に行って、薬を飲むと、AIDS(エイズ)にならないようにすることができます。心配な人は、検査をしてください。
保健所、検査・相談室で検査を受けることができます。
検査では、あなたの名前はいりません。無料(0円)で検査することができます。