Sexlife widh HIV TEST

Model : SAM
Photo : Packychong
Illustration : Makito Uechi

楽しいセックスライフには
定期的に「HIV検査」を受けよう

ボクたちは日々セックスをするけど、「HIV」や「梅毒」のについて、どれだけ知っている?
20代、30代、40代…と、これから先も楽しいゲイライフを送るために必要な「HIV」と「梅毒」について紹介していくよ。

Down

HIVについて知ろう

HIVとエイズはどう違うの?

HIVとは「ヒト免疫不全ウイルス」というウイルスの名前。HIVに感染し、進行して発症するのがエイズ(後天性免疫不全症候群)。要するにHIVはウイルスの名前、エイズは病名のこと。

HIVに感染しても自覚症状がほとんどないから、検査をしない限り自分では分からない。そして感染したことを知らずエイズになると、身体の免疫力が落ち様々な病気にかかり、最悪の場合、死に至ることもあるんだ。

HIVはどこから感染するの?

現在、HIV感染者のほとんどはゲイ・バイ男性で、コンドーム無しのアナルセックスを行うとHIVに感染することが多い。

HIVは体液(血液、精液、さきばしり液、腸粘液、膣分泌液)に含まれているから、コンドームをしないでアナルセックスをすると、さきばしり液や精液が体内に入ってしまう。
また、アナルはとても傷つきやすい粘膜だから、感染の可能性が非常に高くなる。

タチ・ウケ関係なく感染の可能性あり

ゲイの間で「タチは感染しないよ」ってよく言われているけど、本当にそうかな?
ウケの場合、中出しされると精液を完全に外に洗い出すことは不可能なので、感染の確率がとても高くなる。

タチの場合、ウケの腸粘液にHIVが含まれていると感染することもあるから、大丈夫とは言えないんだ。

現在、HIVを防ぐ唯一の方法は「コンドームを付けること」。タチでもウケでも、必ずセックスの時にはコンドームを付けて、セーファーセックス(安全なセックス)を心がけよう。

もしHIVになったら…その後の生活は?セックスや恋愛は?

「もしもHIVになったら…人生は終わり?」大丈夫、安心して。今は医療の進歩により、1日1回1錠の薬でエイズ発症を抑えることができ、感染する前とほぼ同じ生活が送れる。

「HIVに感染するとセックスや恋愛はできない」と思うかもしれないけど、コンドームを付けてセーファーセックスを行えば、以前のように恋愛やセックスもすることができる。

HIVは、体液(血液、精液、さきばしり液、腸粘液、膣分泌液)に含まれているけど、それ以外の体液(唾液、尿、汗、涙)にはほとんど含まれていない。だからパートナーとキスやハグをしたり、一緒に暮らしても、感染することはほとんどないんだ。

HIVは定期検査がすごく大事

「HIVに感染しないこと」はとても大事。だけど「もし感染したとしても人生は終わりじゃない」ということを忘れないで。
特に最近20代で、HIV感染を知らずに、検査をしたらすでにエイズになっていたというケースが増えている。そのためにも、定期的な検査がとても大事なんだ。

HIV検査は、新宿駅すぐの「南新宿検査・相談室」だと、匿名・無料で検査が受けられるよ。定期的に必ず検査に行こうね!

梅毒について知ろう

梅毒ってどんな病気?

「梅毒」は、性感染症の一つ。
最近、梅毒にかかる人が急増していて、2017年には44年ぶりに新規感染者が5000人を超えている。ゲイの間でも広まっているから注意が必要だよ。

梅毒はどうやって感染するの?

梅毒はコンドームなしのアナルセックスをすると感染する。また、HIVと違って、キスだけでも感染するから注意が必要だ。
そして1度感染し、治ったとしても何度も感染する危険性があり、知らずしらずセックス相手に感染させてしまう危険がある。

梅毒の症状って?

梅毒は感染した場所(ペニス、アナル、口など)に、できもの、しこり、ただれができる。
症状がひどい場合には手や足など、全身にブツブツができ、最悪の場合、心臓や血管などに異常が現れることもある。

ただ、ほとんどの場合は無症状のままで、症状があって治療しなくても数週間で症状は消えることが多い。危険なのは、梅毒に感染しているとHIVの感染率が約5倍近く増すともいわれていること!

梅毒の予防には「コンドームを付けること」が一番。あとはキスでも感染するから、定期的な検査が大事なんだ。

新宿駅すぐの「南新宿検査・相談室」では、HIVと梅毒の検査を同時に行うことができるので、ぜひ利用してみて。(同時検査は週3回:水・土・日)

梅毒について詳しく知りたい人は、以下ページもチェックしてみて。

HIV検査にいこう

定期的に検査を受けよう!

最近、10・20代など若い人でも、HIVに感染する人が増えている。
HIVはコンドームを付けることで、ほぼ感染が防げる病気。そして、HIV感染を確認するための唯一の手段は「検査に行く」ことだけ。

また、HIV検査を受けた人にありがちなのは、結果が「陰性(感染していない)」と分かると安心してしまい、それから何年も検査を受けないこと。
ちなみにアメリカのゲイの間では、半年に1回のHIV検査が当たり前になっていて、HIVの感染率が減っているんだ。HIV検査は一度だけじゃなく、定期的に受けることが大事なんだ。

20・30・40代…と、これからも楽しいゲイライフ&セックスライフを送るためには、まずは自分のカラダの状態を知ることから。
“自分のカラダは自分で守る”、それを当たり前にできる人って、すごくかっこいいよね。

HIV検査を受けるなら──
新宿駅すぐの「南新宿検査・相談室」へ

「南新宿検査・相談室」は、新宿駅の南口から徒歩3分の場所にあり、匿名・無料で検査できる。商業ビルの中にあるので、「HIV検査に行くこと」が他人にわからないので安心。スマホから、ネット or 電話で予約を受け付けているよ。必ず定期的に検査に行こうね。

もし予約がいっぱいで取れない場合には、他のHIV検査施設がわかる、以下のサイトをチェックしてみて。

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